少額の金額を借り入れる時に損をしない最善の選択とは
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すぐに50万円必要、100万円必要という事ではなく急ぎで2万円が必要とか5万円が必要だけれどどこで借りたら一番良いのかな?という場面が来る事があります。友達の結婚式とかパーティー、イベントが急に決まってしまったとか、旧来の友達と再会して約束してしまったとかですね。まとまったお金を用意する時は凄く困るものですが少額のお金でも給料日前とかで手元にお金が無い事もあるでしょう。そういう少額のお金を用意するのに損をしないようにするにはどうすれば良いか解説します。
借りてから返済をする事を想像して一度考えてみる
少額の金額は審査が通りやすい傾向にあるので選択肢が多くあります。そこで最も自分に合っていて、借りやすくて返しやすくて損をしない借り方をしたいもの。もし借りたとして、いつ返せるか、毎月どのくらいなら返済に余裕をもって返せるかから考えると決めやすくなります。
- 来月に借りた金額と同じだけ入る予定がある
- 来月に返せる金額は借りた金額より低い
- 来月に返せる金額は1万円以下
①来月に全額返せる予定がある場合の選択肢は多い
今月に5万円借りて来月に5万円の返済金が用意出来る場合の選択肢は非常に多くなります。1ヶ月だけなら金利をあまり意識しなくとも仮に年利10%で月に500円程度の計算なので法定金利(貸金業最大20%以下制定)の最大値でも1000円程度です。
ポイントは貸金業登録をしている正規金融業者(無登録ではない金融業者)から借り入れる事です。ホームページでどこの都道府県に届けているか、登録番号はあるかを確認すれば良いでしょう。大手消費者金融、一般消費者金融などは多くが登録しています。
クレジットカードを持っているなら融資枠がないか確認
クレジットカードは発行までに数日以上かかる事があるので既にクレジットカードを保有していてキャッシング枠・カードローン枠がある場合に限られますがカードを使ってキャッシングする方法もあります。ただしクレジットカードのキャッシング限度額は枠そのものが借り入れ枠として計算されるので新規審査に影響する点は考慮しましょう。
キャッシングは一括返済となるのと、締め日以降の月の支払いになるので返済額を残しておく事で一括返済可能です。カードローンで借りてもカード会社に連絡すれば一括返済が出来ます。クレジットカードを持っていない場合、消費者金融での即日か翌日振り込みのフリーローンが最適でしょう。
②来月に返せる金額は借りた金額より少し低い場合
今月に2万円~5万円程度借りたとして来月の余裕資金が借り入れた資金より少なくなると考えられる時には来月に一括で返済は厳しい可能性があります。
少し少ないといった場合、一旦来月は指定の返済額だけ返済をしてその翌月に一括で全部完済してしまう方法が良いでしょう。通常、フリーローンで借り入れると5万円程度の借り入れだと年利18%~20%以内が多くなっているので1ヶ月、2ヶ月程度で完済すれば金利の影響を少なく出来ます。
少ない金額は返済しやすいので最短で返すのが損をしないコツで、少額の借り入れでも少ない最低返済額を延々払っていくと金利を払い続けないといけません。5万円を借りたとしてこの借りた額を減らす事無く金利だけを支払い続けていくと借りた5万円が減っていきません。コツは少額の金額は完済しやすいので節約をして5万円を余分に貯めて一括で返してしまうのが一番です。来月は数千円を返済して節約をして、その翌日に全額返済が良いです。
2ヶ月をまたがって借りて返す程度なら選択肢は多い
翌月一括と同様に2ヶ月程度であれば金利は5万円に対してなら数千円で済みます。なので今すぐ必要なら大手消費者金融、その他消費者金融、クレジットカードのカードローン、ネット銀行のカードローンでもあまり金利の差はありません(15%~18%程度が多い)。 金利が響くのは数か月、数年以上継続して金利がかかる事です。
ただし、10万円以下の借入金には18%程度の金利がかかるのが一般的で100万円以上なら15%など低く設定している事が多いので低い金額の場合短期間で返してしまうのが一番です。消費者金融によっては5万円以下の少ない借り入れだと60日以上の無金利サービスをしている事もあるので活用するのも得策です。
ポイントは一度借りると次も借りたくなる傾向にあるので無料サービスがあるからといって高額な借り入れを繰り返してしまって返済に困る事の無いようにする事です。(返済目途が立っているなら問題ありません)
③来月に返せる金額が1万円以下しかない場合
今月に5万円を借りたけれど毎月の生活はギリギリで月の余裕資金が1万円以下の場合は毎月の返済額を数千円にして長期返済になります。この場合気を付けたいのが
- 毎月の返済金を出来れば1万円にする
- 最低支払金額を把握しておく
- 余剰金が出たら一括返済する用意をする
多くの消費者金融、銀行系のカードローンでも毎月の返済額は借入額が5万円だと3000円以下で出来ます。金利のみ支払えばかまわない会社もあるので最低支払金額をゆっくり返したくなりますが、この場合も金利が延々かかってくるだけで借りた5万円が減らない、中々減らない事もあります。仮に金利18%で毎月4600円程度で返済すると1年で完済となります。
- 借入金額5万円
- 金利18%
- 借入期間1年
- 返済総額55002円
- 支払利息総額5002円
- 月額返済額4583円
- 年間返済額54996
1年で毎月4600円程度で返していくと12ヶ月で完済になりますが、金利だけで5000円くらいつきます。これを高いか安いかと考えたら少ないと感じるかもしれないですが借りた額が5万円なので結構な負担です。損をしないためには早めに完済したほうが良いでしょう。
少ない額だと金利負担は小さいけれど高額になると
少ない金額を借り入れて短期で返済するのが最適な借り方ですが、低い金額で借りていると次も借りたくなります。気づけば50万円、他社で50万円、また借りたくなって別の会社で50万円を別に借りてしまう事で総額が100万円以上となる例もあります。5万円だと18%金利でも年間で5000円未満ですが50万円だと単純に10倍になります。
高額の借り入れは金利が下がるのが一般的なので複数で30万~50万円の金額を借りている時は借入金を1社にまとめるなどの対処をして金利を下げて返済額を減らすのも効果的です。借り入れは基本的に少ない金額で完済をして、困った時に上手に活用しましょう。