クレジットカードをキャッシング・ローンに活用する
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カードローン専用のサービス・消費者ローンと違って買い物で使う事で知られるクレジットカード。クレジットカードにはキャッシング・カードローン機能を備えないもの、備えるか選べるものがあります。クレジットカードに付いているキャッシング機能・カードローン機能はそのまま融資を受けるのに使えます。クレジットカードを使ってキャッシング・カードローンを活用する時の注意点や利点などについて解説します。
クレジットカードを発行するのに時間がかかる
カードを使うキャッシング・カードローンに似たものでフリーローン(消費者金融系)でカードも発行するスタイルもありますがここでは、ショッピングに使うのが主な目的である生粋のクレジットカードについての解説になります。
JCBカードや三井住友VISAカードなどが知名度では高いですが、これと同じく主な使用用途がショッピングになる一般的なクレジットカードは、多くが事前にWEBサイトからカード発行の申し込みをします。即日カード発行という事は稀で先に審査をして郵送で自宅までカードを送ってくるスタイルが一般的です。
クレジットカードはどちらかと言えばお金を借りる目的のみのフリーローンと少し考え方が違います。富裕層・ゴールドカード・プラチナ以上のクラス以外は長期的に比較的少額の買い物を末永く続けていく、カードを長期的に保有する性質で買い物をするのが目的なので審査も相応の仕方をする傾向にあります。クレジットカードもフリーローン融資同様に使用できる枠が全員違います。信用度・収入等によって違いがあります。
- WEBサイト(店舗で)でカード申し込み
- 身分証明書のアップロード
- 審査状況の告知
- カード発行可否の告知
- 1週~2週後にカード郵送到着
クレジットカードは本人に確実に渡す為に本人確認郵送で送られてくる事が一般的です。申し込みは提携店舗で行ったり入会キャンペーン等で現地で行なう事もありますが多くがWEBサイトからの申し込みが多くなっています。
WEBサイトから身分証明のアップロードを行い、職業・収入・住所等を入力して審査を受けます。審査は信用情報機関の参照と共に申込者の属性を確認してカードの発行をするかしないかを判断します。クレジットカードにキャッシング枠を付けるか(カードローン)、付けないかの選択が出来る事が増えています。
キャッシング枠を付けないほうが審査が甘くなるという情報も一部でありますが、大きく関係はしません。クレジットカードを発行されるかどうかは信用度に依存するためカードが発行される状況であればキャッシング枠があっても無くても発行されます。
仮に審査時にキャッシング枠を付けると年収の3分の1以上になると判断された時はキャッシング枠無しで発行されるというケースもあります。申し込み途中で「審査経過」を参照できるサイトが増えています。数日で発行可能かどうかのメールが来る事も多く、審査通過後1週~2週間後にクレジットカードが本人確認郵便で届く事が多いです。
クレジットカードの利用可能額・キャッシング利用可能額は
クレジットカードもカードローン同様に審査を行ってからカード発行を行います。初めてのキャッシングカードの申し込み・他社で多くカードを保有しているといったケースでは、限度額がキャッシング枠最大100万円・キャッシング枠50万円のカードでもキャッシング40万円・キャッシング10万円という枠で設定して発行するなどカード会社によって、発行申し込みをする人の状況によって変わってきます。
このうち、他社にカードを多く持っているわけではなく初めてのクレジットカードを持つ利用者の場合、更新時にショッピング枠・キャッシング枠が増大されていくのが一般的です。
この増枠は利用状況にも影響されます。全く使わない・満額まで常に使っているような場合は更新審査に悪影響があるので増枠しない事もあります。延滞などが重なっていると更新されずに退会となるケースも稀にあります。
クレジットカードのキャッシング枠はフリーローンと同様
クレジットカードに付いてくるキャッシング枠は一括での返済であるキャッシングとカードローンに分かれます。多くがキャッシングとカードローンの枠は同じ程度となっている事が多く(差がある事もあります)、これらの使い方はお金を借りるカードローンとほとんど変わりません。むしろ金利が低めになっている事もあるので、クレジットカードのみでショッピングとキャッシングと両方の用途を済ませる事が出来ます。
- キャッシングは返済時に一括請求金利高
- カードローンは定額返済金利安
キャッシングは短期返済なので高めの金利、カードローンは毎月均等の返済額(月5000円~10000円が多い)なので金利を低めにして長期的にゆっくり返済するのに向いています。フリーローンと同じ使い方が出来るのでクレジットカードでありながら、お金を借りる使い方も出来るという事になります。
クレジットカードの枠は全体の使用額
クレジットカードには限度額があります。キャッシングやカードローン・クレジットと複合型なのでカード1枚で使える金額はショッピングも含まれます。なのでキャッシングやカードローン・クレジットを同時に使用すると総額に到達する事があります。
特にカードローンは長期的に借り続ける事が出来るので毎月1万円ずつ返済していても、既に50万円程度の枠を使っていれば残りの枠がいつも少ないという事になってきます。キャッシュカードで買い物をする事が主な目的であるという場合にはキャシングやカードローンで大きな枠を埋めない事が求められます。
賢いカードの使い方は計画的に少ない金額で出来るだけ早く返済してしまうのが一番ですが、1枚のみのカードでは必要な金額が確保できないといった事もあるのでキャッシングをメインにするカード、ショッピングをメインにするカードという形で使い分けている利用者もいます。
全国コンビニATMでカードローンが使える
多くのクレジットカードは全国のコンビニATMで使う事が出来ます。地方でも都市部でも銀行ATMに対応したカードもあるので、クレジットカードにキャッシング機能をつけておけば万が一の時に24時間コンビニでお金を借りられるのは利点です。普段は使わないでいざというときに借り入れをする使い方もありでしょう。借りるだけでなく返済にもコンビニATMが使えるので返済期日に間に合わないといった事にもなりにくいです。
クレジットカードは常に持ち歩いてショッピングに使う事が主な目的なので一時的にカードを保有するというよりかなり長い間保有する事が多いものです。クレジットカードが1枚あればどうしても銀行にお金が無い、給料まで数日で友人に誘われたといった時に使え、現金しか使えないお店だとキャッシングで難を逃れる事も出来ます。
クレジットカード+カードローンは日常のお守りがわり
日頃はクレジットカードでお買い物専用にしておき、カードローン機能・キャッシング機能は使わないか、フリーローン専用の事業者から借り入れる。クレジットカードは普段は枠をあけておいて、万が一の時に使う為のお守り代わりに持っている利用者もいます。
積極的にクレジットカードでカードローンを活用するのも良く、返済額を月に1万円以下に設定して、必要な時に必要な額だけ借りていく使い方も出来ます。クレジットカードのカードローンも、上限まで自由に借りられるので数万円借りて返済、また必要になったら借りて返済を繰り返すと信頼も増していきます。
クレジットカードでの借り入れでも他の金融業者同様支払いの延滞は絶対してはいけません。計画的に借りる必要があります。クレジットカードの明細は毎月郵送で見るか、WEBサイトのユーザーページで閲覧できるので注意しながら使っていけばクレジットカードは日々の生活でもとても便利です。
クレジットカードのキャッシング枠は使い勝手良
クレジットカードのキャッシング枠は上手に使うと便利です。キャッシングカードに最初から付いている事もあるので不要であれば枠を無くす事も出来ます。使わなくても万が一の時用に置いておくという使い方も出来るので1枚持っておくのも良いでしょう。
クレジットカードの場合特に銀行系クレジットカードは銀行法を基にして審査も行うので若干審査が難しいといわれますが、昨今は以前よりは厳しくなくなっています。フリーローンは完全にお金を借りるだけの目的ですが、クレジットカードの場合ショッピングでカード決済が出来る点が異なります。
お金を借りる目的でフリーローンを契約、クレジットカードは買い物専用に契約という使い分けも良く、複数のクレジットカードを保有して使い分ける利用者もいるので自分に合った使い方が出来ます。クレジットカードは買い物をするたびにポイントがついてポイントを使った買い物、換金も出来るサービスがあるのでクレジットカードを持つ事で使う楽しみも味わえます。フリーローン専用のみ使うか、クレジットカードを使うかは試してみて決めるのも良いでしょう。