借り入れは完済が基本中の基本。それが出来なくなったら?
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金融商品を利用すれば必ず返済の義務があります。確実に返せる計画を立てて借りているはずなので計画通りに返済すれば問題無く返済出来るはずです。金融業者も借り入れ希望者の事を審査をして返済能力があると判断をして貸付をしているので、返済できなくなる事は無いと考えています。しかし万が一不測の事態が起こって一時的に収入が無くなる、返済額が大きすぎて返済出来ないなど理由があって返済出来なくなれば正しい対応をしていかなければなりません。
間違った対応をすればお金を貸している業者も困ります。同時に借り入れている自分も社会的信用を失ったり精神的なダメージを負うので益々困窮していきます。返済が出来ないかもしれないと感じた時点で行動をする事が最も大事な事です。返済に問題が起こった時に最もやってはいけない事は、放置し続ける事です。返済が出来ないと感じた時にしなければならない事を解説します。
真っ先にする事は返済方法も模索・借入先への相談
借りる時には確実に収入があって返済に問題が無いと計画した上で借りる必要があります。借入時は必ず返済がやってくるので絶対に考えておかないといけません。
融資会社は返済能力があると判断して貸し付けているので、返済が出来ない状況にもし陥ったら返済日が来るまでに連絡する事が最低限必要な行動です。返済日を過ぎてから相談をするよりも、返済日が来る前に相談をするほうが信用出来ると判断されるし何より返済日まで連絡無しに放置する事は延滞扱いになります。
- 返済日までに借り入れ窓口に電話する
- 返済相談を行って指示に従う
- 場合によっては返済額調整を行う
返済額の調整・利子のみの返済対応等がある
融資を受けてから返済に困った時に最もしてはいけないのは、支払いをしないままで放置する事です。この行動は最も信頼を無くします。返済する意志が無いとか逃亡したと判断する材料になるので、この先の生活でマイナスになってきます。
まず行う事は借り入れた会社に事実を伝える事です。給料日になればお金が用意できるのか、期日から何日経過したら用意出来るのかなど、自分の正確な情報を伝えて相談する事で解決策・対応を教えてくれます。
- 支払い日を延長してくれる事がある
- 支払額を減らしてくれる事がある
- 別の契約を紹介してくれる事がある
それまでの過程で正しく返済実績がある顧客の場合には特に支払日を延長してくれたり、解決策を教えてくれる事もあります。相談として支払日以前に連絡をした事で信用は無くなりません。今月だけ支払いが遅れるという事ならなおさら事前に連絡をするほうが得策です。長期ローンへの変更や支払額を変えたり提案をしてくれる会社もあります。一人で悩んで放置したりしないようにしましょう。
複数会社から借り過ぎて支払いが苦しくなった場合
1社を計画的に借り入れた場合には毎月の返済額が多くないので多くは無理なく返済が出来ます。法改正後は金利も100万円以下なら年利20%を超える事は無く、多くが問題無く利用できるようになりました。しかし余裕があるからと2社・3社と重ねて借り入れをしていくと毎月の支払いが2万・3万・5万と増えて行き返済に行き詰まる事もあります。
金利は総額100万円以上なら年利15%以下に決まっていますが、借入金が1社100万円以下なら18%以下、10万円以下なら20%以下が基準なので複数に少ない額で借り入れていると比較的高い金利で複数の金利を返済している状況になる可能性があります。
こうした状況になってから返済に困っていたら複数の借入金を1社にまとめていくと金利も下がって毎月の返済も1社のみで簡単になり、完済までが楽になります。複数社に借り入れてしまい支払いに困ったら1本化して計画をしっかり立て直す事で立ち直りが出来ます。1本化して借りなおしをする時は絶好のチャンスなので審査が通過する会社を比較してみて一番金利が安い業者を選ぶと効果的です。
もしも銀行審査が通過するようなら銀行系の1本化ローンが最も優遇され、大手消費者金融、街金融会社と審査が通りそうなら出来るだけ金利が安い所を選びます。街金融と言われる大手以外の消費者金融の1本化サービスも昨今低金利が当たり前になっているので比較検討して有利な所を使いましょう。
返済出来ない・催促がつらい時は相談先を利用も選択肢
返すのがどうしてもできそうにない、借入先に連絡をして相談してもどうにもならないという場合、債務の相談が出来る専門業者があります。書士や弁護士なので対応は紳士的で相談は基本的に無料なので話を聞いてもらって解決法を教えてもらうのも選択肢に入れてください。
悩まず、借金問題で悪いことを考えないようにしてください。お金の問題は解決するプロがいます。相談は書士や弁護士に相談しましょう。
債務整理・自己破産は最終的方法として
返済が不可能となった時には借り入れを整理する・自己破産をして免責する方法も選択肢にあります。ただしこの場合には返済が出来なかった、返済に問題があったとして信用情報には記載がされるので、最終手段として考えたほうが良い事もあります。
返済期間や返済額の相談をして変えてくれる業者も多いので事前に相談しましょう。もしも相談してみて支払いが全く出来ない、1本化も出来ないとなった時に考えれば良いです。債務整理・自己破産には担当弁護士を通じて手続きを行うのが一般的です。自分でも出来ますが手続きが煩雑で中々個人素人が最後まで行うのには難しい点が多いです。
特に返済催促を停止する為の通知送付、細かい書類・裁判所関連は弁護士に任せたほうが良いです。個人・法人で内容は期間は異なりますがまずは法テラス等を通じて担当弁護士を決めて対応を求めるのが良いでしょう。昨今はネットでも探せるのでまずは悩まないで相談する事が先決です。債務整理・自己破産は専門的な知識があるとスムーズなので専門家に相談する事で悩みが解決しやすいです。