銀行カードローンは審査が厳しいの?

銀行系カードローンの審査が厳しいという噂は

 

銀行系のカードローンは各行趣向を凝らしてキャンペーンも多く、何より借り入れる時の金利面でも低めに設定されている事が多いのでフリーローンを考える時の選択肢として気になる存在です。銀行系のローンは貸金業系のローンと比較して条件が良い分、審査が厳しいという意見もあります。実際にそうなのかを解説します。

 

銀行系のフリーローンの金利は低めなのか

銀行の審査

 

2021年現時点での銀行系のフリーローンの年利を見てみると最高年利13%台~14%台までの銀行もあるので貸金業では18%前後が大半な事を考えると金利を低めに設定している銀行が多いのは間違いありません。借りやすいかどうかは別にして金利が低めなので返しやすい事がわかります。

 

  • PAYPAY銀行1.59%-18%
  • 三菱UFJ銀行1.8%-14.6%
  • 三井住友銀行1.5%-14.5%
  • 楽天銀行1.9%-14.5%
  • りそな銀行3.5%-13.5%
  • みずほ銀行2.0%-14.0%
  • オリックス銀行1.7%-17.8%
  • セブン銀行14%-15%

 

りそな銀行は調査時点で最高金利でも13.5%年利で低くなっています。金利に幅があるのは借り入れる金額に対して変動するものなので、借入額100万円以上といった高額だと各社の最低金利が適用されます。

 

銀行の審査は消費者金融に比較して厳しい?

銀行の審査は厳しいのか

 

銀行と消費者金融の違いは審査時には銀行は銀行法・全国銀行個人情報センターの個人の融資利用履歴を参照して更に自行での顧客データ参照、更に審査申し込み者の資料を見て審査をします。対して消費者金融はJICC・CICを参照する事が多く自社独自の基準で審査をする事が多くなります。

消費者金融で審査申し込みをした場合年収の3分の1までという点も考慮されます。また初回の借入額を小さくする事が多く(5万円~10万円)上限枠が100万円でも300万円でも初回の利用は一旦審査を通過して少ない額を融資して返済状況を見ていくという事も多いです。

 

  • 指定信用情報機関CIC
  • 日本信用情報機構JICC
  • 全国銀行個人情報センター

 

銀行独自のローンも金額が低い(50万円以下など)場合15%以下、金額が100万円以上では10%以下の金利である事も多く、比較的金利が安いので返しやすいですね。なので必然的に審査も慎重になります。貸し倒れリスクを最低まで落として確実に返済してもらい金利を得たいのは銀行では特に意識されます。

消費者金融と銀行では審査方法に少し違いがあるので、審査時に個人の信用をよく調べて少し厳しめになる傾向があります。審査の厳しさは銀行より大手消費者金融がゆるく、更に大手以外の消費者金融がゆるくなる傾向にあります。銀行で審査に通過できなければ、大手消費者金融、これに通過できなければ大手以外の消費者金融で別の会社に審査申し込みをする事で審査に通過する事があります

 

銀行も審査が厳しいわけではない

銀行の審査は通過するか

 

銀行カードローン・フリーローンもほぼ全行がサービスとして出すようになりました。金利収入は大きいのでビジネスとしても有効だし利用者も銀行系だと金利が安い傾向にあり、借入先としても銀行は安心感もあります。そう考えると銀行はイメージから審査が厳しくて中々審査通過しないのでは?と考えるかもしれませんがカードローン・フリーローンに関しては審査が厳しすぎるという事はありません。比較対象が消費者金融だと厳しいと言えますが、銀行独自の審査で行う事で少し審査基準が違うという事です。

審査時に問題とする部分が違ってくる事があるので職業属性・年収など個人の情報に関しても確認する箇所が多いとされます。消費者金融の場合現在の収入からパート・アルバイトでも審査通過する事がありますが銀行系の場合雇用形態によっては審査通過しないなど、審査方法の違いがあると覚えておくと良いでしょう。

 

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