借り入れをするとかかる「金利」って気にする?

金利は借り入れに重くのしかかってくる

 

融資を受けて数回の返済なら気になりにくい金利も回数が増えると高金利だと返済しても元本が減らないので明細を見た時に金利の重要性に気づくという事があります。どの程度の金額だとどのくらいの金利がベストなのか、金利を無視して借りるとどうなるのかについて解説します。

 

高い金額の借り入れほど金利が低いのが基本

金利の違い

 

仮に金利が10%と考えた時、金利は「年」で計算して表示されています。年間で10%の金利をもらいますという告知なので10万円を借りたら1年間で1万円(10万円の10%)を返済額と別に支払う事が貸し出し時の契約です。貸し出す会社はお金を貸すので、貸した額だけを返してもらっても利益にならないので金利を払ってもらう事が目的です。

お金を借りたい時は現金を一刻も早く必要としているので、貸してもらう代わりに金利を支払う事で双方が助かるという仕組みです。なので国が貸し付ける救済貸付等(直近だとコロナ関係とか)では金利を取らないものもありますね。あれは貸し付けて金利を取るのが目的ではないからで、一般的にお金を借りたら金利を払います。

金利の高さ、低さは会社によって違うので金利が高いよりも低い会社を選ぶ事で返済時に金利で苦しむ可能性を下げる事が出来ます。金利は10万円だと年利10%で1万円、月に換算すると単純計算で千円以下で済む計算ですが、借入額が100万円だと年間10万円が金利になり、1000万円だと年間100万円が金利発生します。

一般的に借り入れ金額が高くなればなるほど金利は下げるのが通例となっていて100万円以上の借り入れで5%~10%以下になるのが多いです。金額が大きくなれば金利が低くないと返済に困る利用者が多くなってしまいます

 

複数の会社から中途半端な額を借りると危険に

金利を考える

 

借りている金額が1万円~10万円程度の比較的低い金額なら金利は年率で15%~20%以下である事が多いですが、1社でしか借りてないとしたら一括返済する、毎月の返済を多めにする事で完済までスムーズに進みますが、1社の限度額が低いなどの理由から2社、3社、4社と少額の金額を多くの金融会社から借りていくとどうなるでしょうか低い金額なので高い金利がかかり、それが複数になれば大きな金額に高い金利がかかっているのと似た状況になってしまいます。

金利が高いと毎月の支払額も自動的に高くなっているので、1社であれば気にならなくても複数社になると月に何万円も支払う事になるので避けたほうが良いです。

金利だけを返済しても構わないという良心的な会社もあるので支払が厳しい時は相談をして返済に無理をしすぎない事も大事ですが、結果的に借りているお金の金額は減っていないという事にもなりかねないので返済額とのバランスは大事です。

 

借り入れは返済ありきで考えていくと失敗が無い

金利を考えた

 

借り入れをする時の金利の確認は重要な部分です。銀行・公庫・カードローン専門・事業ローンなど金額に応じて金利が違うので最も好ましくない「少額を高金利で複数に借りる」事は避けたほうが無難です。もしそうなったら大口借入をして金利を下げて返済計画を立て直したほうが良いです。

おまとめローン、一本化ローンは個人、事業者向けあるので複数から借り入れてしまい返済が難しいと感じた時点で早めに対処したほうが毎月の支払も楽になります。この時審査があるのである程度余裕があるうちに審査を受けたほうが審査通過しやすいです。支払いが滞ったり返済を無視してしまった状態で審査を受けても厳しいので早めの返済最適化をしましょう。金利の高さ、安さも重要な借り入れ要素ですが現在は高額な金利は撤廃されて多くが横並びです。

なので借りる側が返済計画を事前に立てて、毎月どの金額を返済してどのくらいで完済するかを正確に把握して無理の無い借り入れをする事が大事です。

 

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