金利を賢く理解して返済計画するとラクラク返済!

借入返済は金利をベースに計画するとラクラク?

住宅ローン・自動車ローンといった身近なローンの他に、生活費や事業用資金などで使うことがあるかもしれないフリーローン・教育ローンやリフォームローンなどの目的別ローンも人生の中で使うかもしれません。

こうしたローンは現金を借り入れる事で借り入れには金利が発生します。

住宅ローンだと新築で使われる事が多く金額が2000万円~5000万円と比較的高額になるものですよね。

そうなると金利が大きく影響してくるので返済額の中に金利が含まれる事を理解して計画する事は生活しながら無理なく返済する事に繋がってきます。

フリーローンは住宅ローンに比べると短期借入で現金のみを借り入れる事が多く担保も無いものが大半なので住宅ローンと比較すると金利も多めなので返済計画もそこを理解しておくと完済が楽に出来ます。

住宅ローン・残価型自動車ローン・フリーローンの「金利」目線で利用する時のポイントをわかりやすく解説します。

住宅ローンの金利・返済期間は低金利+長期返済基本

利子の解説

住宅ローンとフリーローンを金利だけで比較すると住宅ローンとフリーローンでは全然違うと考えがちですがトータルで見ると金利支払い額を計算したときには住宅ローンでも金利がバカにできない事が多々あります。

それは住宅ローンは金利面だけ見ると安く感じますが返済を楽に出来るように月返済額を下げたり、金利方式の選択、あとは長期的に借りっぱなしなのでずっと完済が先に延ばされている事が影響しています。

住宅ローンの支払い方法は2種類。どっちを選ぶ?

住宅ローンの金利について

 

  1. 元利均等返済=毎月決まった返済
  2. 元金均等返済=返済額は減っていく

 

毎月の住宅ローンの返済は生活をしながら必ず支払う必要があるうえに何十年という長期返済となるので簡単に考えずに返済開始になる前に①か②かを検討しておく事が大事になりますが、2つの返済方法には特徴があります。

それぞれ返済していく過程でどちらが合っているかを考えておくと後悔しません。

元金均等返済とは?

元金均等返済解説

 

元金均等返済は住宅ローンなどで借りたお金に対して利子をかけていくので支払いは長期返済期間中に次第に少なくなる支払い方法です。

最初は金利も残債も多いですが20年30年と長期化していく支払いの中で1年目より10年後、10年後より20年後の支払いが少なくなる事で年齢や収入など要素を考えると今より将来楽になる方式を選ぶという方はこちらが向いています。

元利均等返済とは?

元利均等返済の解説です

 

元利均等返済とは利子を含めた借りたお金を総額して均等に割った支払いなので、初めての月の支払いから最後の完済までずっと同じ金額を毎月支払っていく方式です。総支払額が多くなるという欠点がありますが、月に6万円という契約になると毎月6万円は変わらないので月に支払い6万円確保すれば良いという計画は立てやすくなります。

元利均等返済は最初から最後まで利子を含めて均等に割った支払いで毎月の「支払額は変わらない」もの、元金均等返済は借入金が返済によって減っていくたびに利子も減っていき支払額に反映されて「支払額が減っていく」ものです。支払いの総額に差が出ますが、毎月決まった額の支払いである元利均等に比べて元金等返済では、仮に3000万円を借りた時に利率1.4-1.5%での住宅ローンで50万円程度の差が出ます。この額は30年程度で計算した時なので30年で50万円を多く払う事が大きな無駄と感じるなら、元金均等返済を選択して、それよりも毎月の支払いが同じほうが良いと思うなら元利均等返済を選ぶと良いですね。

 

自動車ローンの金利ベースでの考え方

自働車ローンの解説です

自動車を購入する時にはとりあえず足にする為の安くて小回りの利く軽自動車などの中古車を検討する事もあるし、新車にこだわって高級ミニバン・SUVを検討するケースもあるでしょう。

金利はローンに対してかかってくるものなので、50万円の中古車を一括で購入したり600万円の新車を一括現金で支払っても金利はかかりませんね。

自動車はまとまった金額になるのでローンでの購入も好んで利用されています。

2010年前後にはローンでの車の購入者は3割前後だったのが2020年前後には4割程度がローンで自動車を購入しています。

注目すべきはここ数年は残価設定ローンがローン利用者の半数程度になっています。

残価ローンを各社が打ち出した事で新車を残価設定ローンで乗るドライバーが増え続けているのが現状です。

自動車購入者の半数以上は現金一括で購入しているので、ローンを利用して購入する比率は半々程度と言えます。

 

トヨタ残価型ローン

©TOYOTA

 

例としてトヨタ自動車の残価型ローンを見ると分かりやすいですが、毎月の支払額を減らして自動車を買いたいけれど毎月の支払額が心配というユーザーに対して、数年後の自動車の「買い取り額」を保証し、毎月の支払額を低くしたのが残価型ローンになります。

特に2021年現在、特にトヨタ車の車両は人気となっていて「ベルファイヤ」「アルファード」「プリウス」などなどトヨタ車の中でもミニバン、SUV、ハイブリッド車は圧倒的なのが現実です。

ということは3年後、5年後のリセール(買い取り額・中古販売額・中古での人気度)も高いはずです。

特に高級ミニバンであるアルファードは中古車価格も現行車種・1代前でも高額です。

こうした人気車種を持っているトヨタ車は残価型ローンを積極的に展開しているのも頷けます。

メーカーも損をしないしユーザーも新車に安く乗れるので双方に利点があるものでしょう。

数年で普及した残価型ローンが人気となってきています。数年後の自動車の価値を予測して設定された額でローン終了時に買い取ってもらうシステムで毎月の支払額を少なく出来るメリットがウケています。新車を安く乗れる事でグレードを上げたり憧れの車に乗れます。

 

残価型ローンで損をするパターンは

残価型ローンの解説です

残価型ローンはここ数年で一気に普及してきた自動車の買い方です。

登場当初は盛り上がりに欠けていましたが2021年現時点では自動車メーカーのほぼ全社が積極的に提供していて利用者も伸び続けている状況です。

普及当初は金利面でフルローン(車両のすべての総額に対して分割)より金利が安いものの、銀行が提供する自動車ローンよりも高いという状況は基本です。

 

  1. 銀行の自動車ローンは平均金利3%前後
  2. ディーラーローン平均金利5%前後
  3. 残価型ローン平均金利4%前後

 

金利に関して言うと目に見えて銀行・ディーラーローン・残価型ローンで差がありすぎるという事は無いですが銀行系のローンだと1%~3%という事もあるので、それと比較するとディーラー系ローンと残価型ローンとは長期的返済を考慮すると利子の割合は安くはないです。

ところが昨今では残価型ローンのキャンペーンがよく行われています。

ディーラーが積極的に残価型で自動車を販売したい時期には残価型ローンの利子を1~2%で提供する時期があるので利用すれば残価型でも利子問題は無いでしょう。

金利だけで見ると銀行の自動車ローンのほうが安い傾向にあります。銀行の自働車ローンの場合自動車をローンで買う前提なので残価型のように前もって売却を考慮した内訳にはならないので金利は残価型より安くても毎月の支払額は高くなります。

 

長距離を走る・超人気車種に乗る・運転が苦手なら注意

残価型ローンの走行距離について

銀行系自動車ローン、通常のディーラーローン、残価型どれを選ぶべきか迷った時は自動車を乗るスタイル、現在の経済状態、信用具合で決めると良いでしょう。

審査が通りにくく手続きが面倒だけれど金利が安く車両名義が自分になるのが銀行ローンで現金を自動車購入の為に融資してもらうもので金利は一番安い傾向にあります。安い銀行系ローンだと1%台の事もあります。

600万円借りて年利1%だと6000円程度なので相当低い数値です。

ポイントは銀行ローンは自動車の資料である見積書などをディーラーから取り寄せて銀行に提出をして厳しめの審査に合格しないとローンが受けられない点です。

残価型と異なるので契約をしたら支払いが終わるまで車を手放せないので途中で手放す時には車両のローン残債を一括返済するか他社で借り換えする、車両を売却した差額で賄うなどで対応する必要があります。

お気に入りの車を購入して10年乗り換えるつもりがない、子供ができたのでミニバンに乗り換えて5年以上乗るつもりといった場合には、残価型だと期限が来たら車を返却するか、買い取るかの選択をしなければならないので、長期同じ車を大事に乗りたいなら銀行の自働車ローンやディーラーローンで支払いが終わったら自分のものになるローンのほうが良いかもしれません。

 

銀行系自働車資金ローン融資は自動車を長く乗るつもりであれば最も金利面でも優遇される可能性が高いものです。

対してディーラーローンは金利が5%前後が多く年利5%では600万円であれば年間3万円程度が金利となります。

金利と元金を支払っているものなので月の支払いに金利がこの分加算されていきます。

ディーラーローンは審査が緩いのと自動車を購入するディーラーで直接仮審査も、本審査も出来るので比較的審査面で安心感があります。

何か支払いなどで問題がでたらディーラー担当者も含めて相談出来る安心感もあります。ポイントは金利面で銀行より高い事です。

残価型ローンは決まった走行距離・車両状態がある

自働車ローンを解説する

残価型ローンを組む時に「年間走行距離制限」「車両状態について」といった解説がありますが年間に何万キロも走るような使い方をすると残価型では規定走行距離を超える可能性があります。

車両と走行距離が一定の状態で車両を返済しないと、残価計算より車両価値が落ちる可能性があるからです。

多くのディーラーでは最低保証額は定めていますが事故を起こして車両を廃車にしてしまったり、車両を破損したりすると事故車になるので車両価値が下がります。

そうなると自動車保険の契約内容にもよりますが車両そのものを本来の状態に戻すことが必要なので、万が一の事も想定しておく必要があります。

極端な話をすれば、残価型でなくても自動車を過走行させたり、廃車にしてしまえば車両価値は下がります。なので使い方に過敏になりすぎるなら一括現金で買ったほうが安心となります。残価型でもディーラーは安心して乗れるように対策を多くしているので過敏になる事もないです。

 

多くのディーラーではこうした事は最悪の事態として想定案を出していますがドライバーとしては運転していて気になるとか走行距離を長く乗るとか、車両を10年以上乗りたいほど気に入っているとか残価型ローンの数年で乗り換えるという基本的な概念からずれるようなら、現金で購入、ディーラーローンで払いきって所有権を得る方法が向いているでしょう。

 

  • 10年など長期間乗るならディーラーローン
  • 3年ごとに乗り換えたいなら残価型ローン
  • 金利優先・お得に長く乗るなら銀行自動車ローン

 

フリーローンの金利を理解して上手に返済計画

フリーローンの解説をします

 

自動車ローン・住宅ローンと異なる金利体系なのが現金を借りて使い道自由のフリーローンです。

このローンは貸金業法に基づく金利が適用されるので年利20%以内です。

これは借入額10万円以下は20%以下、10万円から100万円までは18%以下、100万円以上は15%以下が基本です。

現在では法的に定められているので貸金業登録をしている業者ではこれを厳守しています。

金利差はあるかどうかですが銀行系のカードローンの場合消費者金融より数パーセント低い事が多くなっています。

金利とは関係ない事ですが審査が厳しめであることから借りやすさでは消費者金融、返済のしやすさでは銀行と言えます。

しかし金利で考える時、借り入れから返済までの期間が長くなればなるほど金利負担が影響するので短期借入の場合には借入までの時間が短い傾向にある消費者金融のほうが良い場合もあります。

 

  • 銀行系フリーローンの平均金利14%~17%
  • 消費者金融系フリーローン平均金利16%~19%
  • 審査難易度は銀行のほうが難しい
  • 消費者金融のほうが審査は優しい傾向
  • 長期間借入時は銀行が有利
  • 短期~中期借り入れは消費者金融

消費者金融・カード会社のフリーローンなどの貸金業者を対象とする金利上限規定が出来てからは業界全体のフリーローンの金利に差があまりなくなっています。なので審査が甘い、対応が良い、返済がしやすい(カードでコンビニで利用できるなどの付加価値)といった要素を含めて利用するのも良いです。

 

消費者金融借入を使うなら金額と1%の金利差を把握

消費者金融の使い方のポイント解説です

 

フリーローンを使う場合ポイントは借り入れる額ですがフリーローンだと1万円の事もあるし消費者金融は300万円程度まで借り入れが可能な金融会社も多いので、借入額が多い場合には金利に注意です。

借入額が10万円以下だと金利は18%~20%と高額な部類にはなりますが毎月の返済金額を1万円~10万円にすれば金利影響は大きくないですね。

一時的に10万円を借りて翌月にボーナスがある、一括で返せるような状況だと金利にシビアにならなくても影響は少ないものです。

返済額均等で低めに考えているなら長期化すると金利影響が大きくなってきます。

金利が10%以上の年利の場合、少額借り入れで短期返済をする事を考えていくのが最適です。法定によって100万円を超えると金利が15%以下になるようになったので高額な借り入れの場合には優遇されますが、複数の業者から少なく、借りているなら1社にまとめて返済していくなどの計画をすると良いです。

 

特に金額が100万円以下10万円以上の場合です。この場合消費者金融だと金利は18%程度なので、銀行だと15%前後が多い事から金額がこの範囲だと銀行のローンを選ぶほうが得策です。

審査が厳しく消費者金融しか融資が出来ない場合には返済回数をできるだけ減らす事で金利影響を最小限に出来ます。

100万円以上の借り入れになると消費者金融でも年利が15%以下になる会社が多いので金額が中途半端な場合、この辺りも計画的に考えるほうが得策です。

総じて金額が少ない借り入れは短期に返したら影響は少ないので出来るだけ少なく借りて多く返していく事が理想的です。

金利まとめ・ローンを活用【法定金利のおかげで借りやすくなった】

金利もまとめ解説を書きます

 

貸金業法改定後に貸金業の貸付金利が最高20%までに制定されて、金額に応じて15%からとなったのでフリーローンの借り入れがしやすくなりました。

自動車の買い方も以前のディーラーローンで車両の総額を毎月支払うフルローンだけではなく買い取りを前提にして分割計画が立てられる選択肢が増えました。

住宅ローンも各社が新規参入する事で競争が生まれて各社が金利キャンペーンを行う事で利用者は選択肢が増えています。

 

住宅ローンのポイント

 

元金均等返済か元利均等返済のどちらかを計画的に選択する事が後で後悔しないカギです。

総合的に支払い額が増えても毎月決まった固定の支払いが良いのか、返済額が変動しても最終的に得をするほうを選ぶかです。

金利が各社差がありますからネットを使いながら最も安いローン会社を探す事から始めましょう。

気を付けたいのが金利だけを重視すると損をする事もある点です。

特に他に事業をしている企業が提供している住宅ローンでは住宅ローンを契約すると自社企業での買い物でポイントが付いたりなど特典を用意する企業もあるのでライフスタイルによっては付加価値のある会社を使うほうが得をする事もあります。

 

自動車ローンのポイント

 

自動車ローンは選択肢として自動車ディーラーで契約するディーラーローンが有名です。

自社の用意するクレジット会社ですが日産、トヨタ、ホンダなど自動車メーカーがディーラーと連携して審査、運用するので審査も甘めで買いやすいローンです。従来からあるローン方式です。

中古車などでは中古車販売会社が提携する信販会社を使うこともあります。

こうしたディーラー信販会社以外でも基本は同じで自動車を購入するという目的がハッキリしていて自動車がいわば担保になって名義も信販会社になるので審査は甘めです。

ディーラー信販会社とは別の信販会社の場合金利が高めの事があるので契約前に確認して納得して利用する必要はあります。

多くがディーラー系信販会社に近い金利にはなっています。

残価型ローンは昨今非常に人気のローン方式ですが金利はディーラーローンより僅か高い程度で大きな差はありませんが走行距離の規定、大きな損傷に気を付ける(車両価値を著しく下げないで維持する)事が必要なので金利というよりも日々の使い方によっては向かないケースもあるでしょう。

超人気車種(ランクル・ジムニー・ベルファイアなど)だと残価計算より実際の買い取り査定のほうが高い事もあるので通常のローンで乗って、高額な間に売却したほうが差額の損をしないケースも稀にあります。

 

消費者金融フリーローンのポイント

 

クレジット会社もカードを発行してフリーローン(カードローンと称しているものも同じもの)枠を50万円以上付けているものもあり、消費者金融のフリーローンとカード会社のフリーカードローン、銀行のカードローンと内容がほとんど変わらなくなっています。

銀行金利が少し安いといっても数パーセントで全般的に10万円以下の金額は18%~20%がほとんどで、10万円以上100%未満で18%程度、100万円以上でようやく18%以下の金利という状況です。

フリー(使用目的自由)キャッシングローンはどこを使っても金利が非常に安い所があるわけではないので利用する時にはその前提で使い方を考えていく必要があります。

住宅ローンとかだと総額が数千万円になるので金利も安く、返済方法なども各社が多く商品を考えていますが、フリーローンは融資額が1万円~50万円程度の小口融資が最も多いので返済期間を短く、借入額を少なくする事を前提にして、金利の安い会社を選ぶ事が大事です。

 

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