カードローンとフリーローンの違いを解説【優良会社ガイド付き】

2021年4月21日 2023年3月5日

フリーローンとカードローンは何がちがう？

借り入れネット記事目次

フリーローン、カードローンの2つの違いは無いと感じている人もいるかもしれませんが、この2つは似ている部分が多いですが決定的に違うところもあります。どちらもお金を借りるのは同じですが契約内容が違っています。

フリーローンとカードローンでは何が違っているのか、どういう目的だったらどちらが向いているのかフリーローンとカードローンの違いと優良会社の解説をします。

フリーローンは目的が決まっている融資

フリーローンは銀行、ネットバンクで多いサービスの一つです。カードローンと違ってカードを発行しないのが大半です。事業用と個人用をわけているのが一般的です。

自動車を購入する時に買う車の代金を融資する、教育向けに代金を融資するといった決まった目的と決まった金額を融資するのがフリーローンです。

フリーローンは証書貸し付けとなり借り入れ限度額設定が無い

フリーローンはカードローンと違って繰り返し返したり借りたりを繰り返す目的にはなっていません。必要なだけ契約時に金額を決めて契約をして、借り入れをしたら返済だけをしていく契約です。証書貸し付け契約となっています。

金利の変動や、借入残高が変動しないので初回に目的に応じて契約したものがそのまま完済まで続きます。一般的にフリーローンは金利を低めに設定している事が多くなっています。まとまったお金が必要で、目的がハッキリしているならフリーローンが有利です。

カードローンは繰り返し借りられる融資

カードローンはキャッシュカードを発行する事が一般的です。フリーローンが融資回数一回限りなのに対してカードローンはカードを使って、契約時に決めた融資限度額以内で何度でも繰り返しお金を借り入れできるのがカードローンです。

カードローンは当座貸し越し融資となり限度額内借り入れ自由

カードローンは当座貸し越し契約となっていて契約時に個別に最大借り入れ限度額が設定される貸し付けです。キャッシュカードを発行する事が多くなっていて、限度額内であれば範囲内で追加に借り入れをしたり、途中返済したり自由度が高い契約だと言えます。

金利はフリーローンより高い事が多いですが、フリーローンは初回に融資したお金だけしか借りられないので、再度お金を追加で借りたいと思っても再契約しなければなりません。対してカードローンは返済中でも最初に契約した限度額までの余りがあれば、いつでも追加で借りる事ができます。

カードを発行していてコンビニATM、銀行ATMを使えれば24時間いつでも追加で借りられるので、急ぎの時はカードローンは借りやすいです。フリーローンも追加で借りられる事がありますが再契約、再審査があるのでスピードではカードローンには劣ってしまいます。

フリーローンとカードローンどちらが良い？

フリーローンとカードローンの違いを理解すると、目的に合わせてどちらを選んだらよいかがわかります。フリーローンだと借り入れをするチャンスは一回きりなので追加でお金を借りることはできません。

繰り返し追加で借りる可能性があるならカードローンが良いです。カードローンは初めて借り入れをする時に、審査によって最高いくらまで借りられるかの借り入れ枠がもらえるので、借入枠＝最大借りられる金額の範囲で何度でも借り入れを繰り返せます。

フリーローンだと後から追加で借りるのが面倒

フリーローンは目的別に決まった金額を一回限り融資するので、後で追加で借りる事ができません。同じ契約で借りられないので別に追加で審査を受けて再契約となるので、審査に通過すればお金は借りられますが契約がまた必要になるので、即日で追加でお金を借りるのに不利です。

追加でお金を借りないならフリーローンはカードローンより金利が安い事が多いです。追加で借り入れを増やしていく事ができないですが、そのぶん返済がしやすく無駄に借り入れができないので返済に困るリスクを減らすには有利です。

カードローンだと後から追加で借りるのが簡単

カードローンは限度額を最初の契約で設定するので限度額内で自由に借り入れができるのが最大のメリットです。同時にデメリットは簡単にいつでもお金を融資引き出し出来るので限度額まで一杯借り入れをしやすい点です。

カードローンで限度額が設定されると限度額が50万円だとして、実際に借りているお金が限度額50万円のうち1万円だとしても審査時に50万円枠を使っていると判断されますので他社で審査を受ける時は限度枠を把握しておく必要があります。金利もフリーローンに比較すると高めの傾向になっています。借り入れ額に対して変動する事が多いですが15％から最大18％が多いです。

こうした問題をクリアするならカードローンはカード発行をしてもらって銀行ATM、コンビニATMでいつでも追加融資してもらえる利便性、限度額までの余裕を持たせておけば万が一の時に即座に現金を手にできるので財布にカードを入れておいて保険にする使い方も出来ます。

フリーローン・カードローンを提供する業者のチェックポイント

貸金業登録をしていて法令厳守している
金利を法定内で堅実経営している
審査が難しくない、審査合格率が高い
返済しやすい、完済率も高い
お金を融資完了するまでのスピード
口コミが多い、優良口コミが多い

借りやすくて口コミが多い優良借り入れ会社は

カードローン・おまとめのあるいつも

融資範囲	条件	年金利	返済回数	保証人・担保
1万～500万円	20歳以上	4.8-20％	50回まで	不要

「いつも」は審査が柔軟でお客様思いの借り入れ会社

【全国対応】即日キャッシングの[いつも]※来店不要※ は、カードローン形式の借り入れができる会社なので、借り入れ限度額を最初の審査時に設定してくれます。限度額が50万円なら先に10万円借りても追加でいつでも40万円借りられます。まとめローンも用意しているので、他社に借りているお金を一緒にまとめて返済をする事ができます。アルバイト、パートでも審査ができ郵送物無し。審査によって金利も決まります。事前相談もしているので借りられるか、返済の疑問、借り入れ時の問題も前もって確認することができます。

フリーローン・目的ローンのアルク

融資範囲	条件	年金利	返済回数	保証人・担保
1万～500万円	20歳以上	10-18％	48回まで	不要

500万円まで対応目的別ローンも実施アルク

消費者金融のアルクは、フリーローンでの契約の他に、事業資金、医療支払い、リフォーム目的、家電の購入目的といった目的別の契約で500万円までの高額融資にも対応した消費者金融です。アルバイト、パートでも審査通過実績があるので審査不安があっても、事前問い合わせをして確認できます。自己破産、民事再生、調停、債務整理経験、複数社での借り入れがあっても申込可能です。（アルク質問回答ページに記載しています）

審査不安も一度申し込みアルコシステム

融資範囲	条件	年金利	返済回数	保証人・担保
1万～50万円	20歳以上	3-20％	60回まで	不要

審査に不安でも申し込みができるアルコシステム

キャッシングのアルコシステムはシンプルで分かりやすいキャッシングスタイル。電話でもネットからでもお金が借りられます。ネットからだと24時間審査の申し込みができます。審査通過率が高い口コミなので審査不安がある場合でも試す価値があります。融資額は最大50万円まで申し込めます。保証人、担保が不要です。

プロミスは大手カードローン会社

融資範囲	条件	年金利	返済回数	保証人・担保
1万～500万円	18歳以上	4.5-17.8％	80回まで	不要

細やかな対応で魅了するプロミス

プロミスは、大手のひとつで知名度の高いカードローン会社です。主に50万円以下の小口借り入れがメインですが、最大500万円の規模の借り入れも用意されています。スマホを使った借り入れ、カードを使った借り入れなど利便性が高いので人気となっています。審査は中小に比較すれば基準がありますが過去に延滞や自己破産が無く、安定した収入があれば審査通過が難しいわけではないです。借り入れ限度額は収入により変わります。

個人事業主・法人が事業資金を借りるビジネスローンは

一般的にフリーローン、カードローンと言われるのは個人用の借り入れで事業用として使えない事がほとんどです。法人や個人事業者が事業用に使うお金を借りるには事業用として用意しているビジネスローンがあります。ビジネスローンだと事業資金専用に使うので借りられる金額も多くなっています。

ビジネスローンの個人用ローンとの違いは

ビジネスローンだと個人用のフリーローン、カードローンとちがって目的が事業専用になるので、審査もどういう事業に使うのかの審査、申込者個人の状態の審査を行いますが審査合格後の融資額が大きめの傾向です。

個人用の目的ローンに近いと考えて良く、事業資金は比較的まとまった金額が必要になるので最大1000万円程度の融資を受ける事ができます。使う目的を決める事で金利を安くしているのも特徴です。事業資金として借りるなら個人で借りるよりも事業名義で借りるほうが良いでしょう。

ビジネスローン業者のチェックポイント

事業用なので融資スピードの速さチェック
審査合格率の高さ、過去融資の多さ
顧客への情報開示が多い
口コミの多さ、口コミの良さ
融資後の対応の良さ、返済のしやすさ

借りやすくて口コミが多い事業用資金を用意する会社は

事業用ローン・アイフルビジネスファイナンス

融資範囲	条件	年金利	返済回数	保証人・担保
50万～1000万円	20歳以上	3.1-18％	60回まで	不要

アイフルビジネスファイナンスで事業用資金を調達する説明 — ©アイフルビジネスファイナンス

事業で使える資金を借りられるアイフルグループ会社

事業者向けローン【アイフルグループ　＜ＡＧビジネスサポート＞】は、融資額1万円から1000万円まで可能な事業資金を即座に借りられる貸金業会社です。新規上限が500万円と初回でも枠が広いので急な資金の調達に使いたい会社です。アイフルグループなので大手の安心感もあります。個人事業主、法人共に申し込みができます。事前審査問い合わせも歓迎しているので決算時、事業繋ぎ資金などに活用しましょう。

事業用ローン・ファンドワン株式会社

融資範囲	条件	年金利	返済回数	保証人・担保
30万～1億円	20歳以上	2.5-18％	個別決定	不要

自動車担保、無担保共に事業用資金に最適サービス

ファンドワンでは保証人、担保不要の30万円から500万円までのフリーローンがメインとなっていて事業者に評価の高い借り入れ会社です。無担保以外に自動車担保、不動産担保、ファクタリングも対応しているので事業資金を急ぎで用意する時に利用する事ができます、事前問い合わせも気軽にすることができます。

フリーローン・カードローンのよくある質問回答

カードローンはカードを絶対発行してるの？

形式はカードローンでもカードを発行しない会社もあります。カードローン契約で限度額が決まっていて繰り返し借り入れができて（ホームページ経由、電話で追加融資を依頼する）借り入れ、返済は銀行振り込みで行うといった方法です。カードを持つのが嫌ならそうした会社を選ぶ事ができます。

法定金利とは何ですか？

貸金業法で決まった上限金利の仕組みです。最大20％以下になっています。貸金業登録をした会社はこれ以下で金利を設定しているので返済をする際に有利になります。金額によって変わります。10万円以下、100万円以下、100万円以上で15％以下の設定をする会社もあります。各社貸金業登録をしている正規店はホームページに金利を記載しているので確認しましょう。

借りたい金額を自分で決められますか？

フリーローンは自分が借りたい金額を伝えて必要な額だけを借りられます。上限は現金を借り入れるフリーローンは貸金業の場合、年収の3分の1まで借り入れる事が許されています。上限は担保があったり、事業用だと上限が上がりますが個人のフリーローンの場合には上限があります。事前相談をしてみてください。

50万円をすぐに借りたいですが審査が心配です

融資前に仮審査・相談が出来るので事前に連絡して確認する事が出来る会社が大半です。融資審査に関しても利用者に寄り添った審査をする会社が多いので、不安でも審査に通過した方は多くいます。借入金額は希望通りに多くが借入できますが、初回は限度額が少ない事はあります。返済をしていくと限度額は上げてくれる事が多くなっています。迷ったらホームページに移動して事前相談が無料で行えるのでやってみましょう。

借りたら確実に完済したい。ポイントを教えて欲しい。

返済は借り入れ後に開始をして完済まで行う必要があります。初めての借り入れの時には無利子（最初の決まった期間は利子をつけないサービス）にするサービスをする会社もあるので、活用すると良いでしょう。返済に関しては融資会社が詳しく説明、相談に乗ってくれるので毎月余裕で払える金額を伝えて返済計画を頼めば教えてくれますので活用してみましょう。ポイントは必要最小限の借り入れを即日して、仕事をしながら返済額を出来るだけ多くすれば完済が早くなります。無理な借り入れをしない事と複数に返済の為に借りたりしない事が重要です。

2社から借りていますが返済が厳しいので追加融資すべき？

2社以上から既に借りていて限度額が一杯状態で返済に無理が生じた時は、新たに借り入れを追加しての返済（3社からの借り入れになる）は返済が出来なくなる原因になりかねないので、計画をして無理だと思ったらしないほうが良いでしょう。むしろ2社の借り入れを1社にまとめる借り換えを使って毎月の返済を楽にすると共に、金利を下げて元本が減りやすくするようにしたほうが完済が早くなる事があります。

金利がバラバラです。目安はどう考えたら良い？

金利は年単位で表記されています。各社のホームページにいくと「年利5％」「年利18％」「遅延損害金20％」などと記載されて告知しています。金利は借り入れる金額に応じて変動する事が多く金額が多いと金利を低く設定します。表記されている最低金利は表記の最大金額を借りた時、最大金利は最低金額を借りた時の目安になりますが、申込者に応じて変動する事もあります。審査の時でも融資の時でも金利に関しては答えてくれるので確認しましょう。消費者金融の例だと平均9％～15％程度の範囲が多くなります。遅延延滞金は支払いをしないまま放置した時にかかる目安です。通常支払いをきちんとすれば遅延損害金はかかりません。

F.P/松井健司

内容はカードローンでもカードを発行しない、フリーローン、キャッシングローンと表示している事もあります。限度額があって繰り返し借りれるか、1回限りなのかで見分けましょう。

ビジネスローン・ビジネスファクタリングでよくある質問回答

使用用途自由ローンとビジネスローンの違いは

ビジネスローンは事業用資金として使う目的で審査するものです。法人や個人事業者向けに融資をするものになります。消費者金融でのビジネスローンではどういった用途に使うのかは自由なビジネスフリーローンもあります。銀行融資では事業取引先に直接銀行が振り込むといった事がされる事が多く事業資金といっても使用用途が計画書通りに求められる事が多いですが、消費者金融の場合事業内で臨機応変に活用出来る利点があります。

事業用不動産担保ローン・自動車担保ローンって何？

法人名義の資産を活用して融資を受けるものです。担保として土地や建物、自動車を預けて融資審査をするので担保価値が高いと融資するほうもリスクが軽減できることで融資額が高くできます。

ファクタリングはどういうものなの？簡単に知りたい

ファクタリングは珍しくなく銀行でもサービスを展開する売り掛けの買い取りです。借金にならないので事業に影響なく現金を用意するのに使われます。締め日などの問題、資金繰りの問題から、商品やサービスを既に提供した取引先に対して、本来は来月以降まで待ってほしいと言われているもの、支払い予定日が来月以降になっている請求書を、ファクタリングをする銀行や、専門会社が買い取ることで、現金化を早くするものです。なので融資とかではないので信用情報には影響しないものになります。本来自社が受け取るお金を少し早く受け取って現金を豊かにする事で経営を安定する事が出来ます。*ファクタリングはこちらで解説

F.P/松井健司

法人でも個人事業主でも使える会社が多いです。フリーローンは借金で返済するもの、ファクタリングは請求書の先払いなので借金にならない違いがあるので使い分けましょう。

カードローンとフリーローンの違いまとめ

フリーローン（目的別借り入れ）は目的が決まっているお金の借り方です。カードローンは証書貸し付け契約で最初にしっかりと決まった金額を契約する方式。何度も繰り返して借り入れをする借り入れではないので金利が安くなる傾向があります。銀行の融資はこのタイプが多くなっていて、1回限りの融資で返済日も毎月の返済額も固定されるので貸し倒れリスクが低い為です。金額が大きくなる事もあるので審査が厳しい傾向にはあります。カードローンは決まった限度額を最初の契約で決めるもので当座貸し越し契約となります。貸し越しは、何度でも決まった限度までを追加で借り入れができるものになります。多いのが50万円以内の限度額が設定される小口の融資です。

好きな時にいつでも追加で借りられるので、追加審査が無く24時間ATMで借りられるといった利便性と即借り入れというスピードが魅力になっています。

カードローンのデメリットは返済が遅くなる事がある

カードローンのメリットは一度契約して限度額をもらっておけばいつでも追加で借りられる所です。ということは簡単に借りられる事で知らない間に借入額が増えていって限度額一杯まで借りてしまいやすいことです。

必要最低限を借りるように意識して賢く使えば、急な出費の時に慌てなくて済むので生活を安定させるのに役立ちます。フリーローンも同様ですが、返済が毎月あるので確実に返せる計画を立てる事がポイントです。

カードローンとフリーローンどちらを使うのが自分に向いている？

カードローンとフリーローンどちらを使うかは目的に応じて使い分けるのが最適です。フリーローンは自動車ローンをはじめとした銀行が提供するサービスに多いので目的が決まっていて追加で現金を融資してもらう必要がないなら、フリーローン。都度お金を追加で借りたい、即座にATMで引き出したいならカードローンを使うと満足するでしょう。銀行系での融資は総量規制対象外となるので（現時点で）貸金業融資の枠と別に借りられる点も知っておくと良いでしょう。銀行系では審査が少し遅い、厳しめの事もあるので考慮しながら上手に使いたいです。